【換毛期】抜け毛を飛散させない『保湿ツールつきブラシ』で約2倍の抜け毛量がとれるケトリーナを塗って犬猫の時短ブラッシングしてみた

ペットのブラッシング時間は、なるべく短い方が良い

換毛期の抜け毛とりに、ブラッシングは欠かせません。

でも、研究によれば、グルーミングの作業時間が長くなればなるほど、ペットのストレスが増える傾向にあるそうです。

そこで、短い時間で、大量に、抜け毛をとる裏ワザ2つご紹介します。

LIONのケトリーナと、ダブルトリマー ブラシで、時短ブラッシングに挑戦!

毛の飛散を抑えるケトリーナ®」(LION)と、静電気を消しながら抜け毛を取るダブルトリマー ブラシ」を一緒に使うと、相乗効果で時短ブラッシングができます。

ケトリーナを塗って ブラッシングすると 抜け毛の量が 約2倍とれた

↑ケトリーナを開発したライオンペット(株)による実験データでは、ケトリーナをつけてブラッシングすると、通常のブラッシングよりも、約2倍の抜け毛を取ることができました。

ケトリーナを塗るツールで、静電気を消しながら、時短ブラッシング

↑上図の保湿ツールに、ケトリーナをつけて、ブラッシングします。静電気を消しながら、短時間で抜け毛がとれます

時短ブラッシングは、いろんなブラシでできる

保湿ツール中指にかけていろんなブラシと一緒に使えます

ブラシを持ったまま塗れるので、道具を持ち替えずに、片手で作業できます(下の動画をご覧ください)

保湿ツールなら、短時間で、ストレスが少ない

保湿ツールには、ティッシュペーパーコットンを装着できます↓

ペットを撫でるような動作でローションを塗れます

スプレーを怖がるペットには、撫でるように塗ると、喜ばれます↓

保湿ツールには、コットン(大きめサイズ)や、ウエットシートも取り付けることができるため、ペットのスキンケアに多目的で使えます

ティッシュペーパーは毎回交換しなくても、数回程度なら、そのまま繰り返して使えます。

スプレーを直接吹きかけるのは、避けた方がいい

もし、ペットにスプレーを直接吹きつけると(上図左)、まだら模様のムラ(高濃度スポット)が肌にできやすくなります。

ダブルトリマーの保湿ツールで塗ることで(上図右)、ムラなく、ムダなく、塗ることができます

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ペットと飼い主のストレスを軽減

ダブルトリマーの保湿ツールは、いろんなブラシと組み合わせて、二刀流で使えます。道具を持ち替える動作と時間が減るため、人間の作業のストレスを軽減するだけでなく、ペットのストレス対策にもなります。

ダブルトリマーのブラシは、最新の科学研究に基づいて、動物のケア中にみられる様々なリスク(ストレス、熱中症など)への対策のために、専門のドクターが開発した製品です。次のような対策にお使いいただけます。

  • ブラッシング時間の短縮と、ペットのストレス対策
  • スプレーの飛沫からペットを守り、怖がらせない対策
  • ペットをグルーミングする人の熱中症対策

今回発売する商品は、初心者でも使いやすいセット商品「ダブルトリマー ペットブラシ」と、ペットサロンでプロが使う様々なブラシと組み合わせて使える単体商品「ダブルトリマー 多目的ハンド」の2種類です。

ペットブラシは『二刀流』が理想形

人間のヘアを整えるスタイリストは、両手に道具を持って作業します。しかし、ペットのケアでは、ペットが不意に動き出すことがあるため、片手をペットの体に添えて作業します。このため、道具を取り扱える手は残りの片手しかなく、複数の道具を同時に持つことができません。このため、道具を持ち替える動作が頻発して、ストレスになる問題がありました

そこで、道具そのものを二刀流にして、複数のツールを持ち替えることなく片手で使えるようにしました。この「片手二刀流」は、ペットブラシの新しい理想形を提案します。

ブラッシング液を安全に塗れるツール

このツールを使うことで、毛のもつれたところにブラッシング液を塗りながら、効率よくブラッシングすることができます。ブラッシング液を直接ペットにスプレーするのではなく、保湿ツールにスプレーしてから塗ります。このため、スプレーされることを嫌がるペットにも塗りやすくなります。また、スプレーの飛沫がペットの肺に入らないように安全に塗布できます。

いろんなブラシを二刀流にする保湿ツールを開発

プロ向けの単体商品「ダブルトリマー 多目的ハンド」は、市販のティッシュペーパーを簡単に取り付けることができ、保湿ツールとして使用できます。これを中指に掛けて、様々なブラシを持てば、片手二刀流で作業できます。これまで使い慣れたブラシが使えるので、プロのペットサロンでも使用できます。詳しくは、下記の動画をご覧ください。

分かりやすい実演デモ動画をご覧ください

ダブルトリマー ペットブラシ用 多目的ハンド|犬猫用スリッカー|使い方テクニック集

この動画のように、本商品はいろいろなブラシと一緒に、二刀流で使うことができ、ブラシを持ち替えずに短時間でブラッシング液を塗ることができます。ブラッシング液で毛のもつれをほどけやすくして、ブラッシングにかかる時間を短くすれば、ペットに与えるストレスを減らすことが期待できます(詳しくは後述)。

初心者でも使いやすい『保湿ツールつきペットブラシ』

保湿ツールつきブラシは、上述の多目的ハンドに、初心者が使いやすい専用のブラシをセットにした商品です。この専用ブラシは、換毛期に大量に抜け毛が出る犬や猫に使いやすいブラシです。プッシュボタンでブラシから抜け毛を除去することができます。スキンケアや静電気を抑える使い方もできます。詳しくは上記の動画をご覧ください。

ペットの熱中症対策

撫でる動作で安心感を与えながら、毛の奥にある肌を水で濡らすことで、水が蒸発するときの気化熱で冷やすことができます。詳しくは、ペットの熱中症対策の注意点をご覧ください。

飼い主の熱中症対策

ペットを洗う浴室は湿度が高く、夏は熱中症のリスクが非常に高くなります。ペットには体温より低い温度の水をかけることで熱中症対策できます。しかし、エアコンのない浴室内は高湿度であるため、衣服を着ている飼い主には、熱中症対策が必要になります。そこで、本商品の多目的ハンドを使えば、首を保冷剤で冷やしながら、背中から風をあてて、作業の邪魔にならずに熱中症対策できます。詳しい実践方法は、下記の動画をご覧ください。

ペット飼い主の熱中症対策|ダブルトリマー犬猫用スリッカーブラシと多目的ハンド

ツール開発の背景

動物が体表の手入れを自分でする行動を「グルーミング(Grooming)」といいます。本来は、犬や猫も、自己グルーミングにより体表の手入れを自ら行います。しかし、ペットとして品種改良される過程で、絡まりやすくて伸び続ける被毛をした品種が作出された結果、自己グルーミングだけではうまく手入れができないペット品種が増えました。これらのペット品種では、人為的なグルーミング作業(人間によるブラッシング等)がほぼ毎日必要です。

ペットのブラッシングでは、被毛の絡まり(これを「毛玉」と呼びます)をほぐすために「スリッカーブラシ」が一般的に使われています。このブラシは、先端が針金のように尖っており、毛に引っ掛かると痛いため、スリッカーブラシを痛がるペットにとっては、グルーミングがストレスとなっていました。このため、なるべく苦痛の少ないブラッシング方法が動物愛護で求められています。

ペットのケアをするプロのグルーマーを育成する教育現場では、2005年の「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正によって、ペットに対するストレスの少ないグルーミング方法が重視されています(堀井ら 2017)。グルーミング作業に時間がかかる未熟なグルーマーが施術をすると、ペットのストレスを増加させる傾向があることも報告されています(田所 2015)。このことは、道具を持ち替える時間を減らし、ブラッシング液で毛のもつれをほどけやすくして、ブラッシングの時間を短くすれば、ペットに与えるストレスを減らせる可能性を示唆します

道具を持ち替える動作はストレスになりやすい

もし、歯医者で痛い治療を受けたことがある方は、歯医者が道具を持ち替える音にストレスを感じた経験があるかもしれません。痛い施術をされるときは、道具を持ち替えられるたびに、次に何をされるのか緊張しがちです。ペットにとっても、ブラシが痛いときは、道具の持ち替えを気にする場合があります。また、飼い主にとっても、ペットの動きを押さえながら道具を持ち替える動作はストレスになりやすく、そのイライラがまたペットを不安にさせて悪循環に陥る可能性もあります。

ペットのストレス対策に

道具を怖がるペットのストレス対策

本商品を使うことで、ブラシと保湿液の2つを片手で使い分けできます。道具を持ち替える動作が必要なく、短時間で作業できるため、人間の作業のストレスを軽減するだけでなく、道具を怖がるペットのストレス対策にもなります。

ブラシを痛がるペットのストレス対策

ブラシが毛に引っ掛かって痛がるペットには、保湿ツールでブラッシング液をこまめに塗って毛をほぐしやすくすることで、ブラッシングの回数を減らしてあげることができます。ブラッシング液を人の手につけてペットに塗ると、爪(ネイル)でペットの皮膚を傷つける恐れがあるため、保湿ツールで塗ることをおすすめします。

スプレーを怖がるペットのストレス対策

スプレーを吹きかけられるのを嫌がるペットも多くいます。スプレーをしたときに、人間は息を止めて吸い込まないように判断できますが、ペットは人間のように息を止めることができません。スプレーから出る飛沫は鼻から肺に入りやすいため、飛沫が出ない保湿ツールを使って塗ってあげましょう。

スプレーをペットに吸わせてはいけない理由

犬や猫の体は、口から飲み込んで腸に入った物質を、いったん、解毒器官である肝臓を通過させることで、なるべく解毒(分解・代謝)してから、全身に循環させます。これを「肝初回通過効果」といいます。これに対し、ペットがスプレーを鼻から吸い込んで、肺で吸収された物質は、最初に肝臓を通過せずに、すぐ全身に循環してしまいます。このため、毒性が強く出る可能性があり、注意が必要です

この肝初回通過効果は、動物を扱うプロ(愛玩動物看護士、獣医師など)には知られていますが、一般の飼い主には知らない人が多く、「ペットが舐めても大丈夫な成分だから、吸っても問題ないだろう」と思い込んでスプレーしてしまう恐れがあります。リスクをなるべく避けるために、スプレーを直接吹きかけるときは安全性に十分注意することをおすすめします。

知的財産権に関する謝辞

この製品に係る知的財産権(特許権、意匠権、商標権)の取得及びライセンシングに関しては、公益財団法人埼玉県産業振興公社および埼玉県中小企業等外国出願支援事業補助金からのサポートを受けました。

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